長男のこと　つづき

すこし間があいてしまいました。。

長男との入院生活の中で得たこと２つ目
「緊急事態には余計なものは淘汰される」

生まれて初めての緊急事態、これ以上ないほどの優先事項、
自分がなにもできないもどかしさと、小さな息子のけなげな命に震える毎日。

感情が異常にもろくなっていた私に当時の上司からの配慮なきことばがぐさり。
同僚の暖かいことばにほろり。
友人が数日で千羽鶴を折ってくれたり、遠方からお見舞いに飛んできてくれたり。

あぁ、大切なものを大切にするためには、余計なものに時間を使ってる暇は
限られた人生において、とってももったいないなぁ、と思えたのです。

健康が当たり前に生活をしていると、無駄なことにも気を揉んだり
空気を読んだりしていましたが、
大切なものを守るためには、その時間がまったく大事だと思えなくなりました。

上手くやらなくていいから、自分と自分の大切なものをご機嫌にいられるように
しなくてはなぁと思えたのです。

そうして、この世で最も大切な家族をじっくり見つめる１年が始まり、
これからの自分がどうありたいのかを考えるきっかけとなりました。